Diary  
 

 

5月17日
(西日本新聞朝刊)
心和む詩画でまちづくり

 芦北町湯浦地区・星野美術館開館1周年を記念 街路に住民の力作100点

「楽しい散策路ができました」と話す宮島澄広会長  絵に詩を添える詩画作家

星野富弘さんの美術館がある、芦北町湯浦地区の街路沿いに住民が描いた

詩画100点が展示された。住民や事業者でつくる湯浦地区活性化協議会

(宮島澄広会長)が、星野富弘美術館の開館1周年を記念して企画、詩画あふれる

まちづくりを目指す。  詩画は70、60センチ四方の大きさで、小さな屋根

のついた木枠の"額"に入れられた。透明ボードで雨

も大丈夫。同美術館を起点に約1キロの周回コース

に展示されている。展示コースが薩摩街道や、

温泉施設が並ぶ湯浦川沿いのため、「薩摩街道

湯の香ギャラリー」と名付けられた。

 作品を描いたのは、保育園児からお年寄りまで。国内で1番早く観測されるという

同地区のホタルの絵や、人生訓を記した作品などさまざま。  作品設置に伴い、

湯浦温泉の各旅館や地域の祭り、散策路などを紹介する観光客向けの

ガイドマップ「湯のまちあるいてされこい」も作製した。  宮島会長は「美術館と温泉

地を結ぶ道として地域外の観光客も呼び込んで、地域おこしにつなげたい」と意欲

満々だ。

=2007/05/17付 西日本新聞朝刊=

 

武士の一分

 

 
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